【2022.8.31】26日台湾政府発表。10月には4段階で国境開放を行う可能性あり。隔離日数0も視野
日台の往来の再開について、そろそろ出口が見えてきた感があります。先週26日、台湾政府から今後の動きについてのコメントがありましたので報告します。
因みに、現在の台湾のコロナに関する状況把握のポイントは、①旅行会社のツアー募集の解禁(現在、業務渡航以外は禁止)、②帰国後の隔離がゼロになること、の二点といえます。その「Xデー」はいつなのか?世間では様々な憶測があります。
一つの意見は10月10日の国慶日の前後、もう一つの意見は11月末の統一選挙以降という見方です。どちらかというと、選挙後の意見が多いように思っていましたが、今回のコメントを見ると10月から動きがあるかもしれません。
台湾の感染者数は、ここのところ2万人前後で下げ止まっていますが、観光再開に向けての規制緩和への動きは台湾の世論ともいえ、大きな後退はないと感じます。今後は、ビザなし渡航の許可、添乗員付きの条件撤廃など、日本側の規制緩和がポイントかと思われます。また動きがあれば本ブログでお知らせします。
下記、フォーカス台湾の記事を抜粋して翻訳します。(日本語未発表)
「中央感染症指揮センターの王必勝指揮官は、8月26日の定例会見で、「オミクロン株の派生型BA.5のピークは9月末であり、10月初旬には感染者数が減少し始める。その後は、台湾の国境を開放できる」との認識を示した。
国境の開放に向けて、まずは入国検疫後の隔離は1人1室(自宅でもよい)にて、「3日(隔離)+4日(自主健康管理)」合計7日間に維持したまま、入国者数を増やす。次は団体旅行の解禁、その次は入国検疫隔離を「0+7」にすると述べた。
入国検疫隔離「0+7」については、関連して決める事項が多く、例えば、入国検査を行うかどうか、国内医療の受け入れ態勢が足りるかなどを検討していく必要があるため、実施日の明言は避けた。
台湾は国境開放の政策については、日本とシンガポールを参考にしながら、コロナの防疫と経済の影響と両方に考慮してバランスを取ると述べた。
BA.5は感染力が高いが、99.5%の感染者は軽症状もしくは無症状である。新たな変異株が現れなければ、感染者数は徐々に減少すると見ている。」
引用:https://www.rti.org.tw/news/view/id/2142703
中国語全文:
王必勝公布10月邊境開放4步 「0+7」是最後一步
邊境解封有望,中央流行疫情指揮中心指揮官王必勝今天(26日)表示,這波BA.5疫情預估9月底達高峰,指揮中心會先觀察2週,等到10月初疫情確定下降時,便會著手開放邊境,第一步先開放「3+4」7天都可1人1室,並提高入境總量,接著是開放部分旅行團,下一步才是「0+7」。
台灣正面臨新一波BA.5疫情,指揮中心預估高峰落在9月中下旬,指揮官王必勝表示,等到9月底、10月初高峰過後、趨勢確定往下時,就可著手大幅開放邊境。
王必勝26日下午在疫情記者會中指出,指揮中心都是以一週確診數觀察疫情走向,如果連續2週、甚至3週確診數都下降,即可確認疫情向下,估計時間點落在10月,屆時就會進行邊境開放,第一步會先開放入境檢疫「3+4」7天都可1人1室,並提高入境總量,接著是開放部分旅行團,下一步才是「0+7」。他說:『(原音) 不會到了那一天就什麼都開放,大致上從「3+4」的修正這部分開始,也就是說所謂的「3+4」全部都1人1室,加上入境每週人數再升高,升高之後,可能會開放部分的團客、旅行團。那麼,再往後,才是考慮到「0+7」的部分,這個「0+7」的部分,我們要考慮很多的問題。』
王必勝表示,開放「0+7」牽涉許多問題,包括入境是否要篩檢、國內醫療量能是否足夠、是否還要設入境總量管制,以及是否恢復免簽等,相關配套措施必須做好,目前無法說出「0+7」確切實施的時間點,因為疫情發展都是透過模型推估,實際上仍須看真實疫情發展才能決定開放措施。
王必勝26日上午接受網路節目專訪時強調,在邊境解封的同時,指揮中心也會觀察其他國家邊境開放的程度,日本與新加坡都是指標,新加坡邊境已鬆綁很多,若之後該國疫情無特別變化,也可讓台灣比較放心並參考學習,希望開放的腳步不會落後他國太多,指揮中心會努力在疫情、經濟、觀光3者間取得平衡。
對於未來疫情走向,王必勝在專訪時表示,BA.5傳染力很強,但致病率、致重症率並未提高,99.5%確診者都是輕症或無症狀,因此不需要太擔心確診總數,重點是照顧好長者、幼兒等脆弱族群。他評估,這波疫情過去後,如果沒有再產生新的、具威脅性的變異株,疫情將會走向社區低度流行,偶爾會升高,這樣的狀態將持續幾個月,每天可能維持新增數百、數千或是1萬左右的病例,即便冬天疫情升溫,但也會再下降。
IBC董事長 大塚 順彦
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