日本インバウンドの有効な接点-空港カウンター

ネットの時代になっても、紙媒体は独特の存在感があります。紙媒体では、配布場所とタイミングが重要です。日本へのインバウンド誘客を考えると「今から海外へ旅立つ人が集まる場所」つまり、発地の空港を狙うのが良いでしょう。2016年の台湾訪日客は430万人ですが、その8割は北部の桃園空港を利用しています。狭い地域にターゲットが集中しているため、販促リーチ効率が良いのが台湾市場の特徴です。

因みに、670万人が訪日した中国の面積は、台湾の270倍です!北京首都空港グループだけで27空港あります。結局、中国の販促が、BAT(百度Baidu、阿里巴巴Alibaba、騰訊Tencent)頼みになってしまう理由が中国の広大さにあります。

弊社は桃園空港に8店舗あり、出国口の向かい側にもあります。店舗の壁には日本のパンフを設置できるコーナーがありますが、11月に全面改装しました。日本観光の象徴でもある、2.5メートルの立体的なスカイツリーも設置しました。結果、翌月のパンフの持参率が140%を超え、大きな効果が確認されました。各パンフレットケースに簡単なコメントを表示したのも、伸びた原因と思われます。

さて個々のパンフレットによっても、ピックアップ効果は大きく異なります。中でも地図類のパフォーマンスが高く、導遊図、広域地図、詳細地図、鉄道路線図など台湾人に人気です。その次に魅力あるのはクーポン類(割引)が付いたパンフレットです。台湾でもよくクーポンを使う習慣があるので、日本の旅行もお得にできたら大喜びです。比較的苦戦するのは、アプリや情報サイトなどIT系といえます。

パンフ設置料金は月3万円程度ですから、是非トライしてみてください。ほかに、レンタルWi-Fiルーター宅配へのパンフ同梱のサービスや、カウンターでのパンフ手渡しなど、ユニークなサービスも行っています。日本インバウンドメニューの豊富さでは、(数少ない)台湾同業中当社が一番と自負しています。

 

(空港カウンター一面)