中秋節―10月の連休の謎

台湾人の訪日のピークは夏休みのある7月ですが、10月も第二のピークです。昨年当社でも10月は、年間で最も多くの方により利用されました。特に10月の前半には、二つの休みがあります。

台湾通の皆さんならもうご存知でしょうが、春節、端午節、中秋節を三節といいます。さらに10月10日は孫文が清を破った辛亥革命勃発の日で、台湾では革命記念日なので「国慶日」といいます。中国の建国記念日である10月1日の国慶節とは微妙に違うようです。

また日本でも「中秋の名月」で有名な中秋節も10月前半にあります。今年は10月4日です。日本では月に団子を供えますが、台湾では月餅を贈り合います。10月は当社にも取引先企業からいただく月餅があふれます。端午節の粽(ちまき)といい、台湾に住んでいると、日本の多くの伝統行事は、やはり中国から伝わったのだと実感します。ちなみに近年台湾では、中秋節はみなバーベキューをします。理由はわかりませんが、台湾人は根っからの焼肉好きで、少し夜が涼しくなる時だからでしょうが、最大の理由はおそらく月餅に少し飽きたのかもしれません。

さてこの二つの節はそれぞれ1日しかありません。ではどうしてこの時期は連休となるのでしょうか?実は台湾では、週末の前後4日に祭日があるとき、中1日の休みを「振替出勤日」にして4連休とするのが一般的です。今年は国慶節が火曜日のため、10月9日の月曜日を振替出勤日にてして4連休となりました。しかし中秋節は10月4日の水曜日なので単独の休みとなりました。その他、日本にはない「台風休み」がありますし、病欠は有休と別途に法律で年間30日まで可能です。(ただし給料は半減)。台湾の祭日は日本よりも少ないのですが、実際は様々に工夫されているのです。

参考出典元:
1. https://www.travelvoice.jp/20150916-50855
2. https://www.signovate.co.jp/articles/foreigner-percentage

写真出典元:今日新聞NOW NEWS/ ASIAClickNEWS

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