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【2022.3.28】 「台湾経済の快速まるわかり」台湾イトキン多田董事長レポート初公開

台湾経済のイメージ写真

イトキン台湾の董事長の多田良二様は、台湾在住30年の大ベテラン。董事長が毎月、西川経営塾(会計士の西川様が主催する経営塾。私も8年出席しています)で発表されている台湾経済の報告書は、台湾経済を簡潔明瞭に俯瞰した、素人にもわかり易いレポートです。

IBC新サイト公開にあたり、多田董事長のご厚意と、西川経営塾の代表で会計士の西川様の了解により、無料で日本の皆様にご覧いただけるようになりました。まず3月末のレポートから公開します。

要点をさっと紹介しますと、

● TSMCなど半導体企業がけん引し輸出が絶好調
● 百貨店は(海外旅行の停止により)、高級品の販売が好調
● 株価も好調(因みに台湾は個人投資家が大変多い)
最低賃金が5%上昇
原材料高騰もあり、インフレ懸念も起きている

台北の西の新竹が「台湾のシリコンバレー」と言われて久しいですが、最近は、新竹が手狭になり、台湾全土に半導体を中心としたIT産業が進出し、台湾自体が「シリコンアイランド」になっているという話も経営塾でありました。工場用地や社員の住居の手配など、物価が安かった南部も人材難と物価高になってきているようです。

台湾は人口2,300万人、そのうち1,600万人が海外旅行をし、そのうち500万人が日本に行く。訪日者のリピート率は9割という、日本インバウンドにとってありがたい国です。それが2年間も海外旅行ができなくなり、海外で消費していた金が国内消費に流れ、それには富裕層も含まれており、百貨店のラグジュアリーの好調に表れているようです。

台湾はアジアの中でも、比較的給料水準が低く抑えられてきた国ですが、さすがに輸出、企業業績、個人消費全部の好調が影響し、所得水準と物価の上昇が始まっていることもわかります。コロナによる世界的な原材料の高騰による物価への影響も現れているといえます。

多田董事長ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

多田董事長の略歴

 

 

 

レポートの全文はこちら

 

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