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事例紹介

CASE

複合型の販促事業

「大阪泉州の個人市場向けの魅力調査 ―台湾元年に“大阪リゾート”のアピール開始」

20217~20223

大阪南部の堺から和歌山に至る地域には、泉州13市があります。アジア人に大人気の関西空港の対岸という絶好の位置にありながら、従来インバウンド客が特に多かった地域ではなく、欧米をターゲットにしていました。

しかし2021年度から、最大のボリュームゾーンであるアジア重視へ方針を転換。特に150万人が訪日し、通過している台湾にターゲットを絞り、2021年を台湾元年と定めました。さらに、空港のついでに立ち寄ってもらうのではなく、初めから宿泊を伴う目的地としてアピールしていく方針を掲げ、泉州地区を、“大阪リゾート”と銘打ちました。

全域に大型の宿泊や観光施設が多くはないものの、リピーターの個人旅行用としては極めて魅力に富んだスポットが多いことに着目し、台湾人FITプロデューサーを企画チームに迎え、台湾人目線で見た個人旅の魅力の掘り起こしのための調査を実施しました。

調査結果の格魅力スポットの情報を活用し、泉州に興味がある日本旅の専門ブロガー12名を集めオンラインでの泉州魅力説明会を実施しました。彼らの旅のプロとしての意見を聴き、ブロガー対象のアンケートを実施しました。さらに、ブロガーのファンたちに向けて泉州の魅力の記事を発信し、ファンたちにもアンケートを実施しました。プロと一般の台湾人という多面的な角度から、台湾人から見た泉州のイメージを浮き彫りにしました。

今回の事業で、個人旅用の34カ所の魅力スポットの詳細な調査結果、1,774枚の写真、12名のブロガーの記事などの今後に生かせるコンテンツと、12名のブロガーと1,180名の台湾人の、泉州に対する意識調査の結果が得られ、今後の活動への重要な資産となりました。

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